ついさっき、ドストエフスキーの『罪と罰』(江川 卓 訳)を読み終えました。(江川さん翻訳が読みやすい、との評価が多い、と思う…)
昨年の年末から会社の昼休みだけを使って読んでいたのですが、昨日時点であと数十ページを残すだけとなり朝食を済ませてから読んでしまいました。(休みの日に小説の最後数十ページ残し、とは私の人生は上手くできている…)
上、中、下と3冊もあり長編小説ではありましたが、これこそが『徹夜小説』だと思う。
タルタリア、マッドフラッドの話(エンドゥさん動画)や、誰かがドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」を薦めていたので興味を持ったのが読むきっかけとなりました。
舞台は、ペテルブルグであり、マッドフラッドの記述(「上巻」p.24『ふと見ると、じき近くに酒場があり、歩道から階段で地下へ降りるようになっている。』)もある。
さらにはナポレオンの話も重要なファクターとなっている。
さらにさらに最後には煉瓦作りの労役の話も…
素晴らしい小説には違いないが、ここまでくると『怪しい』と言わざるを得ない。(いろんな意味で…)
皆さんも興味が湧いたら読んでみよう。
※ネタバレ
読む前、そして読んでいる途中…ずぅーと悲劇的な幕切れになる、と思っていたがそうではなかった。私としてはハッピーエンドであった。